2022年03月19日

【机上の計算と現場の違い】

店舗の改修工事現場では、壁を解体したら、甚大なしろあり被害がありました。

1階から上がったしろありが2階の上部まで上がってしまっていました。
原因は雨漏りと、タイルの下まで木下地を埋めてしまった施工不良によるものです!
1階の柱から上がったしろあり被害で梁も柱もなくなり、宙に浮いている状態でした!!



現場では職人さんが柱、梁、筋交などほとんどをやり変えています。
これでは、どんなに机上で丈夫だと計算した家も災害がきたらひとたまりもありません!!

最近は「断熱性能を上げよう。」「気密性を高めよう。」という流れがあるように思います。
もちろんそうしたことも大切です。
しかし、空気が流れなくなったところからしろありが上がり大きな被害になる可能性があるかもしれません。

地域の特性、木の特性をよく考え、地元のお客様の命を守る工務店を目指していきたいと思います。



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Posted by いむら建築不動産 at 22:10Comments(0)日記